一万五千年前の天変地異が地球を変えた【生き方は星空が教えてくれる】


感動体験プロデューサーの小林です。
フォーラムソラのオブザーバー木内鶴彦さんの著書から得た学びを「フォーラムソラ語録」として配信しています。あなたのオルタナティブ・ライフに役立つヒントをご提供できればと思います!

 

2012年10月31日

おはようございます!

 

<今朝のフォーラムソラ語録>

『一万五千年前の天変地異が地球を変えた』

生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より

 

<立ち読みコーナー>
●今から約一万五千年前、大量の水分を含んだ巨大彗星が地球に大接近したのを見ました。
●巨大隕石は火星の付近まで到達したとき、水分が気化し太陽よりも巨大なガス状の天体に変化しました。そのガスは地球にまで達しました。そしてガスの部分は、地球の引力に引き寄せられていきました。ガスが地表に近づくにしたがい冷え、雨となって地上に降り注ぎます。こうして大地の三分の一が水底に沈むほどの大雨が地球に降り注いだのです。
●そのころ、すでに文明をもっていた人類は天文についての知識もあったので、巨大彗星接近による被害を予想していました。少しでもその被害から逃れるために、人々は高い山の頂上などに避難していましたが、それでも大多数の命が失われてしまいました。
●恐竜が絶滅したのも、この天変地異が原因です。
●地球が再び静けさを取り戻したとき、地球の三分の二は海に覆われ、多くの種の動物が死滅していました。そして空を見上げると、水分を地球に吸い取られた巨大彗星の核が月となって輝いていたのです。
(P126-127)
<わたしの読書メモ>
 約一万五千年前の天変地異。その時のエピソードを木内さんはよく話されます。
 巨大彗星の到来。この宇宙的現象は人間の力では歯が立たない大事件でした。
 その当時、すでに人間は高度な文明をもち、地球の生態系のバランスを維持する役割を果たしていたそうです。しかし、どうすることも出来ない巨大彗星の到来は、七日七夜にわたり地球に豪雨をもたらし大洪水を巻き起こしました。
 地球の三分の一の海面が現在の三分の二まで水没したわけですから、そのパニック度は想像を絶するものだったに違いありません。その水位上昇を計算してみると、およそ二千メートルにも及びます。たとえば、富士山も海抜五千メートル級、エベレストは一万メートル級の山でした。
 そして、この天変地異によって恐竜が絶滅したというのです。この話を聞いた時、まったく馬鹿げていると内心私は思いました。しかし、フォーラムソラでその事実を検証する旅を繰り広げていくうちに、それは事実だったのだという確証を得るに至ったのです。
 その検証の旅の一つ『宇宙(ソラ)の旅 ペルー』では、ペルー・イカ川から出土した巨石の数々(通称:カブレラストーン)を検証することが出来ました。その巨石群は炭素測定で約一万二千年前とされるのですが、その表面には「人間と恐竜の
共存」、「人類と恐竜の戦い」、「恐竜の家畜化」などの様子が描かれてたのです。
 さらには、古代の人々が臓器移植を行う様子や、天変地異の観測の様子を刻銘に描いた絵まで残されていました。
 こうして、木内さんの見た世界の痕跡を目の当たりにすればするほど、木内さんが「今を生きる」私たちに伝えようとしている思いの真相が、点と点を結んでいくかの様に、徐々に理解できるようになっていくのです。
【筆:小林 健】

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