人間の頭脳と行動力は地球を守るためのもの【生き方は星空が教えてくれる】


おはようございます!

 

<今朝のフォーラムソラ語録>

『人間の頭脳と行動力は地球を守るためのもの』

生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より

 

<立ち読みコーナー>
●生命体のバランスを整えるのは、非常に難しい役目です。
●それぞれの程に組み込まれたプログラムだげでは、突発的な変化や局地的なバランスの乱れに対応しきることはできません。そこで、自ら学習し、物事を考え、発想し創造する能力をもつ生命体がどうしても必要となってきたのです。
●砂漠化した地域に植林をしたり畑を造ることによって減少した緑を増やす。増えすぎた動物を家畜とすることでその数を整える。環境の変化を自らの頭脳と行動力によって整える働きを人間という種は担って生まれてきたのです。
●それはちょうど縁のないお盆の上に置かれたビー玉を落とさないようにバランスをとりつづけるゲームに似ています。
●お盆が右に傾いたら左側に傾ける。逆に左に傾きすぎたら右に戻すといったぐあいで、たえずそのときの状況や変化に合わせてバランスをとりつづけなければならないのです。(P124)
<わたしの読書メモ>
 私たち生命体も、地球も、宇宙全体をも取り込む膨大な意識。
 それこそが創造主であり、私たちの意志でもあります。私たちひとり一人の意識は膨大な意識とすべてリンクしているといいます。その膨大な意識が、地球に自らの頭脳で思考し行動できる生命体を誕生させました。
 それは決して、この地球を人間に支配させるためのものではありませんでした。
 この地球という、奇跡の生命にあふれる環境をキチンと整えるための役割。その目的のために、人間は頭脳と道具を使える体が供えられました。
 それまでの生命体の循環による「食物連鎖」では、環境保全が難しくなったと膨大な意識が判断した時、全て生き物、全ての宇宙の意識の集合体が地球に人間を誕生させたのでしょう。
 それは、天変地異や環境変化による生態系のアンバランスを解消したり、より豊かな環境を確保するためのものでした。
 私たちは地球という大きな舞台に住んでいます。しかし、この地球も宇宙規模で考えれば、さほど質量も無い危うい小さな星に住んでいるのです。
 木内さんのたとえる「お盆の上のビー玉」は、まさにこの宇宙規模で捉えた地球の姿です。その姿は非常に繊細なバランスの上に成り立っているのだと、木内さんは常に語りかけます。
 「人間の頭脳と行動力は地球を守るためのもの」ということを、私たちは今一度こころに刻み、この地球の乗組員全員が航海を真っ当できるように、この「宇宙船地球号」を確実に整備すること。それこそが、人間のDNAに刻まれた使命なのです。
【筆:小林 健】

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