木星衝突に観た地球大のキノコ雲【生き方は星空が教えてくれる】


感動体験プロデューサーの小林です。
フォーラムソラのオブザーバー木内鶴彦さんの著書から得た学びを「フォーラムソラ語録」として配信しています。あなたのオルタナティブ・ライフに役立つヒントをご提供できればと思います!

 

2012年11月24日

おはようございます!

 

<今朝のフォーラムソラ語録>

『木星衝突に観た地球大のキノコ雲』

生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より

 

<星空からのメッセージ>
●そんなとき、人類始まって以来初めて、彗星が太陽系の惑星に実際に衝突するところを観察する機会がやってきたのです。
●1994年7月に起きた、シューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突です。(中略)
●当時、テレビのニュースでも取り上げられたので、木星に彗星が衝突する情景を見た記憶がある方も少なくないでしょう。木星はガスでできた巨大な惑星です。その大きさは地球の1321倍もあり、太陽系のなかでも最大を誇っています。
●彗星は衝突前に21個に分裂し、次々と木星に衝突しました。テレビ画面で映像だけ見ると、大した被害ではないように見えたかもしれませんが、実際には直径1キロほどの破片が衝突しただけで、ほぼ地球と同じぐらいの大きさのキノコ雲が観測されたのです。
●もちろん地球と木星ではかなり条件が違うので、この結果をそのまま当てはめることはできません。それでも、これまで科学的な計算によって導かれた被害の予想を、はるかに上回る現象が起こることは明らかになったのです。(P137-139)
<わたしの読書メモ>
 以前お話した1万5000年前に起きた大天変地異は月の到来によるものでした。
 そのときでさえ、人類は何も手を施すことが出来ず、非難要塞を作り、「ノアの箱舟」に代表される非難船隊を構成したりと、
それが治まるのを待つばかりでした。
 2126年の天変地異はそれとは訳がちがいます。彗星が地球に衝突しようとしているのです。
 木内さんはシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突をオーストラリアで観測したわけですが、たった直径1キロの破片でさえ地球大のキノコ雲を観測したのでした。さらに21個に分裂した彗星が衝突すると、地球の1321倍もある木星の表面が大きく歪んだのを確認しました。
 私たちの地球にスウィフト・タットル彗星が衝突はおろか、接近しただけでも分裂した破片の影響を大いに受けることになります。
 これからの114年の間で、相当遠方で「彗星の軌道を変える。」そんなプロジェクトを成功させなくてはなりません。だからこそ、いま人類はひとつになって、共通の問題に立ち向かう体制を作っていかなくてはならないのです。
【筆:小林 健】

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