『検証の旅 剣山・土佐神社 2014』レポート‐目次

 

2014年5月16日~18日にかけて、
「検証の旅:剣山・土佐神社 2014」を実施しました。

 

この旅はフォーラムソラにおいて、
コンセプチュアルで大変重要な旅と捉えられています。

 

2003年、2009年に引き続き、
今回が第三弾となる「検証の旅 剣山・土佐神社」。
今回も素晴らしいエピソードが生まれました。

 

 【1】『検証の旅 剣山・土佐神社 2014』1日目(2014/5/16)

 

 【2】『検証の旅 剣山・土佐神社 2014』2日目(2014/5/17)

 

 【3】『検証の旅 剣山・土佐神社 2014』3日目(2014/5/18)

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◇ 『検証の旅 剣山・土佐神社 2009』はこちら

◇ 『検証の旅 剣山・土佐神社 2003』はこちら

 

 

夢中に全力な時ほどエネルギーがわいてくる【生き方は星空が教えてくれる】

感動体験プロデューサーの小林です。
フォーラムソラのオブザーバー木内鶴彦さんの著書から得た学びを「フォーラムソラ語録」として配信しています。あなたのオルタナティブ・ライフに役立つヒントをご提供できればと思います!

 

2012年11月5日

おはようございます!

 

<今朝のフォーラムソラ語録>

『夢中に全力な時ほどエネルギーがわいてくる』

生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より

 

<立ち読みコーナー>
●体調が悪く、仕事がうまくできなくなってきたころ、私はついに開き直りました。こうなったら思いっきり無理をしてやろうという気持ちになったのです。
●睡眠時間を削って深夜から早朝まで山で彗星捜索を行い、山から戻ったらすぐに職場に向かう。そんな一見すると自殺行為とも見られるようなむちゃくちゃな生活を始めたのです。
●ところが不思議なもので、それほどのむちゃをしているにもかかわらず、深夜の観測をするようになると、私の体はどんどん元気になっていったのです。
●自分が夢中になれることに全力で取り組むとき、人は信じられないようなエネルギーがわいてくるのでしょう。
●最初の数年ほ、ただ夜空全体を観測するようなことをしていた私も、フライフィッシングがヒントとなって彗星軌道を求める計算式を確立してからは、本格的な捜索活動に入りました。
●その後、わずか三年の間に立てつづげに四つもの彗星を発見することができたのは、我ながら大変ラッキーなことだったと思っています。(P132-133)
<わたしの読書メモ>
 臨終の時を脱し、木内さんは普通の生活にもどりました。休み休み体をいたわりながら、好きな天文学を始めたわけですが、はじめの数年は夜の観測と昼の仕事との両立がうまくいかず、また新たなストレスを抱えていたようです。
 そこで木内さんは、いっそのこと割り切って考え方を変えてみました。むしろ、あまり体調のことを気にせず、天体観測に集中してみることにしました。
 それは、昼の仕事のことや、体のいたわりに対するストレスを開放したということにほかなりません。木内さんは臨死体験中もそうでしたが、早めに現状を割り切り次に物事を進めることについては、天才的な点があります。
 今回の場合もせっかく生き返ったというのに、周囲から見ればまるで自殺行為とも思えるような行動に打ってでます。しかし、結果的にはなぜか体が元気になっていったのです。
 木内さんも語っていますが、人は夢中になれることに全力で取り組むとき、信じられないようなエネルギーがわいてくるのです。周囲を見渡しても、一流のアーティストやミュージシャンはどれほど勢力的に、しかも超ハードな創作活動をしていたとしても、そのバイタリティーが尽きることはありません。
 木内さんの天体観測にかける思いが、それらに匹敵するほど情熱的なものだったことが窺えます。先に紹介した「フライフィッシングのヒント」もそんな夢中で全力で取り組んでいるときの偶然のアイディアだったのです。
その後の展開はまるで点と点が結ばれていき、いままで予想だにできなかったことが一筆書きのように描きだされていきました。
 『人は夢中で全力で取り込むとき、信じられないエネルギーがわいてくる』私たちも常に自分の使命や大好きなことに真剣に取り組む。そんな自分自身、そんな人生でありたいと思います。
【筆:小林 健】

イワナよろしく、後はじっと待ち伏せするだけ【生き方は星空が教えてくれる】

フォーラムソラのオブザーバー:木内鶴彦氏の著書【生き方は星空が教えてくれる】から、いま私達が感じ捉えたい感性について、学びを深めています。

<今日のフォーラムソラ語録>

イワナよろしく、後はじっと待ち伏せするだけ
【生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より】

 

●それから私は、過去に太陽系に接近した彗星すべてのデータを調べ、その動きを数値化してみまたのです。そうして自分で計算式を作ってみると、彗星の軌道には8つのパターンがあることがわかりました。こうして彗星を観測するポイントを絞り込むことができるようになったのです。

●8パターン全部の軌道をチェックするとしても、広い天空の中のわずか8か所を観測すれはよいのですから、ランダムに観測するよりもはるかに効率的です。そしてさらに、多くの彗星探索家が、自分で割り出した軌道上を追いかけるようなかたちで観測していくのに対し、私はイワナよろしく彗星がやってくるのをじっと待ち伏せすることにしたのです。

●軌道計算が間違っていなければ、そこで待っていれば遅かれ、必ず彗星を観測することができるはずだからです。

●私が最初に発見したのは、この計算式を確立してからわずか一年目のことでした。そして、それ以降、1990年7月16日の「土屋・木内彗星」、1991年1月7日の「メトカーフ・ブルーイントン彗星」、1992年9月27日の「スウィフト・タットル彗星」と、わずか3年の間にたてつづけに4つもの彗星を発見することができたのです。

●これらのうち、メトカーフ・ブルーイントン彗星とスウィフト・タットル彗星は、過去に発見されていたものですが、その後軌道を見失い行方不明になっていた彗星です。ですから、正しくは再発見ということになります。
(P36-37)

 

<わたしの読書メモ>

木内さんはイワナ釣りをしながら、

渓流の流れの中でイワナが餌に食らいつく、

独特なパターンがあることを発見しました。

 

そして、そのパターン現象は宇宙の星星の流れにも

共通性があるのでは?と仮説化し、

過去の彗星の軌道データを全て数値化してみました。

すると、8つのパターンが見えてきたのでした。

 

わたしはここに、

私たちがより魅力的な人生を手にするための、

学ぶべきアドバイスがあると思うのです。

日々の生活の中で、常に感性のアンテナをはり、

既成概念の枠にとらわれない、

モノの見方を習慣化してみる。

すると、思わぬひらめきや、自分の本当にやりたいこと、

さらには、その人の使命ともいえる、

個々に与えられた特別な役割が

見えてくるのだと思うのです。

 

木内さんのような、

専門的な知識と計算の落とし込みまでは難しにしても、

発想の機転や感性の磨きに関しては、

私たちも十分取り入れることができると思います。

 

じっくりと仮説を立てたら往左往をせず、

後はイワナ釣りのごとくじっくり待つ。

 

とかく私たちは不安や心配に支配されると、

動いてしまいがちです。

しかし、信念をもって行動しているのであれが、

むしろ動じず待つ。

大きな成果を得たいならば、

これも大事な判断の一つなのです。

 

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