流れ星の正体は宇宙の塵(ちり)だった【生き方は星空が教えてくれる】


感動体験プロデューサーの小林です。
フォーラムソラのオブザーバー木内鶴彦さんの著書から得た学びを「フォーラムソラ語録」として配信しています。あなたのオルタナティブ・ライフに役立つヒントをご提供できればと思います!

 

2012年11月13日

おはようございます!

 

<今朝のフォーラムソラ語録>

『流れ星の正体は宇宙の塵(ちり)だった』

生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より

 

<立ち読みコーナー>
●美しい流れ星ですが、その正体は宇宙を漂っている塵(ちり)です。小さな塵が地球の大気にふれ、摩擦熱で高温の光を放ったものが、流れ星なのです。
●夏の夜空にたくさんの流れ星を見ることができるぺルセウス流星群というのは、スウィフト・タットル彗星が軌道上に残した塵の中を地球が横切るために起きているのです。
●これは、彗星の軌道上を地球が突っ切っているということです。
●毎年夏に流星群が見られるということは、毎年夏には彗星の軌道上を地球が通るということです。
●スウィフト・タットル彗星の次回の回帰予定は2126年の7月下旬。わずか15日ほど回帰がズレただけで、地球に衝突してしまうのです。(P135-136)
<わたしの読書メモ>
 流れ星と聞くと、大抵はロマンチックなものを想像します。星が流れるまでに願い事を3回いうことができれば、その願い事が叶うとか・・・。
 フォーラムソラでは「宇宙(ソラ)の旅」に毎年木内さんと繰り出しています。そこでの恒例イベントが「星を見る会」です。それは世界的な彗星探索家の木内さんから、星々や宇宙について享受いただけるという、大変希少な課外授業です。
 この「星を見る会」でもしばしば流れ星を見ることがありますが、大体はその遭遇に驚き、感動し、高揚するばかりで、願い事を3度唱えることまで気がまわりません?運よく、たくさんの流れ星に遭遇するときでも、「よし、願い事だ!」と思いながら見つけるのですが、流れ星の滞空時間はあまりにも一瞬で、一度もその願いを星に託すことはできませんでした。
 そんな、人の心をとりこにする流れ星ですが、特に夏の夜を彩るべルセウス流星群にあっては、私たちがその中(軌道)を横切っている現象がもたらす天体ショーだったのです。
 「知らぬが仏」という言葉がありますが、まさしく現実の姿はロマンチックな世界とは裏腹に、ある意味で危険な行為の産物だったのです。
 そのぺルセウス流星群という宇宙の塵(ちり)の母天体、スウィフト・タットル彗星が地球に衝突するやも知れないのです。しかもそれは回帰がわずか15日ズレただけで生じるのです。
 実は、運よく地球への衝突がまぬかれたとしても、周囲に抱える宇宙の塵と一緒にやってくるわけですから、相当数の隕石が地球に舞い散る(衝突)することになるのです。
 この問題をどう解決するのか?は、今から現実と受け止め回避する策をとらなくてはいけません。それは地球に生きる生命体の新参者であり、地球の生態系のバランス役として生を受けた、われわれ人類のやらなければならない最大の使命なのではないでしょうか?
【筆:小林 健】

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