「彗星が生命のもとを運んできた」【生き方は星空が教えてくれる】


おはようございます!

 

<今朝のフォーラムソラ語録>

「彗星が生命のもとを運んできた」

生き方は星空が教えてくれる(木内鶴彦著)より

 

 

●中学生になった私は、地元の天文同好会に入会し、本格的に星の観測をするようになりました。その同好会は、地元の力メラ屋の主人を会長に一般の同士によってつくられたもので、会員にはいろいろな人がいました。

 

●先輩のなかには、きちんとしたメーカーの素晴らしい天体望遠鏡を持っている人もいました。その望遠鏡で星を見せてもらったときの感動は大変なものでした。観測方法などいろいろなことも教えてもらい、真剣に天体観測にのめり込んでいったのも、そのころからです。

 

●彗星に対する本もたくさん読みあさりました。そのなかに、「彗星が生命のもとを運んできた」というようなことを書いてあるものがあったのです。彗星の中に含まれるさまざまな成分が地球に降り注ぎ、生命体をつくり出すもとになったというのです。

 

●六歳のときに星を見て、なぜ自分はここに存在しているのか、人間とは何なんだろうという疑問をもった私にとって、この説はとても興味深いものに映りました。

 

●こうして私は星のなかでも彗星に強い興味をもつようになったのです。(P61-62)

 

 

<わたしの読書メモ>
 
木内少年の星に対する興味は失せる事がなく、さらに加速して行きました。
それは、中学生というのに一般の天文同好会に参加し、大人に交じって腕を磨く姿に現れていると思います。

 

子供のころに誰もが疑問を抱く「なぜ自分はここに存在しているのか、人間とは何なんだろう」という永遠のテーマ。私たち人類を含む生命体の本は、実は彗星がもたらしたのかも知れない。

 

そんな仮説が想像力豊かな中学生の前に飛び込んで来たわけですから、それは妄想が妄想を呼んだに違いありません。

 

「彗星が生命のもとを運んできた」

 

このことが、4つの彗星を発見。そんな大偉業を達成するという、木内さんの彗星に対するこだわりの源泉。つまり、壮大なスペクタクルであり、夢と冒険の始まりだったのでしょう。

 

木内さんとお会いすると、その人間の大きさに圧倒されます。
どんな人とも旧の食事無し友のように接します。
相手に合わせて優しく話をします。
そして、彗星のこと、生命のこと、地球環境の大切さについて、熱く語ります。

 

その姿は、常に意識が外(地球の外)にあるからなのだと思います。
私たちも、ちっぽけな社会の枠組みで考えるのをやめて、宇宙的な視点で物事を捉える。
そんな感性を養っていけば、もっと大らかにゆとりをもって、人と接し社会と接することができるのではないでしょうか?
今日のエピソードは、そんな気付きを得てくれました。ありがとうございます。

 

今日という旅を楽しもう♪
Let’s ENJOY!

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